2019年3月07日(木) 2019年関関同立入試分析報告会

 

最新の関関同立入試を振り返る『関関同立入試分析報告会』が、今年も大阪上本町にある国際交流センターで開催されました。今年度からオンラインセミナーも始まり、会場・オンライン合わせて225名の先生方にご参加いただきました!

関関同立等入試データ講評

志願者数と合格者数の増減から、今年の関関同立入試の難易度についてお話しさせていただきました。「関大・関学・同志社は昨年並み、立命館は易化」と言えるようです。また、安全志向の高まりから、摂神追桃と呼ばれる大学グループの志願者数が大きく膨らんだこともお伝えしました。大学入試改革の前年となる来年度も、受験生の安全志向は続きそうです。

英語

教科分析『英語編』では、各大学の問題を設問のタイプ別に分類し、特徴をお伝えしました。長文問題や文法・イディオム問題の比重を表にしてお話ししたことで、先生方から「対策を立てやすくなった」というお声をいただきました。また、各大学の長文問題で取り上げられやすいジャンルに関しての話は、珍しい視点での分析なので興味を持っていただけたようです。

国語

今年の教科分析『国語編』は、各大学の「現代文」を中心にお話しさせていただきました。
易化してきているとはいえ油断できない記述問題や、漢字問題の出題形式は指導する上でのポイントになります。また、多様化する出典についてなど豆知識となる部分も取り上げました。

数学

教科分析『数学編』では各大学の理工系数学、文系数学について頻出分野や難易度をご説明しました。理工系数学は数Ⅲからの出題が減り全体的に易しく、文系数学の難易度は昨年並みという分析でした。また、例題をいくつか取り上げて各大学の出題の特徴についてお話しさせていただきました。

次回は2020年3月5日(木)に開催予定です。是非ご参加ください。

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